修了生・朝井まかてさんの5冊目の長編時代小説が好評。
2012-12-06


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【写真】は、きょうの毎日新聞・夕刊。クリックで拡大されます。

朝井まかてさんは、4年半前の文校夜間部修了生。
08年、小説『実さえ花さえ』で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、講談社から単行本として刊行されました。その作品は、もともと文校の組会に提出した作品を大幅に書き直したものです。提出作品の4分の1ほどは、『樹林』在特号(06年12月号)に「われら、勝手につき」として掲載されています。
なお『実さえ花さえ』はのちに、『花競べ(はなくらべ)』と改題され、講談社文庫に収められています。
他の江戸時代を背景とした長編時代小説に、庭師一家を描いた『ちゃんちゃら』、大坂の青物問屋を舞台にした『すかたん』(ともに講談社刊)、長崎・出島のオランダ商館を舞台にした『先生のお庭番』(徳間書店)があります。

(小原)
[事務局日誌]

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